1話『全ての始まり』 
バァン!
下北沢になり響く一つの鈍き音。
そこには、黒塗りの高級車と一つのワゴン車があった。
「おいゴラァ!」
黒塗りの高級車から一人、怖そうな人が降りてワゴン車に近づく。
そう、このワゴン車の運転手は試合の疲れからか、注意が疎かになっており前に止まっていた高級車に気づかなかったのだ。
「降りろ。免許持ってんのか?」
ワゴン車の扉を勢いよく開けた車の主、谷岡は運転手であるDBに免許を出すよう指図する。
「おいゴラァ免許見せろ。」
言われるがままに谷岡に免許証を差し出すDB。
「よし、お前らクルルァについてこい…」
そして彼らはなすがままに谷岡についていくこととなるのだ…
2話『我々の世界線』 
ここは、世界線1の世界のみんつく。
いつものようにみんな平和に暮らしていた。
浦網大陸では、DBがTDNの乗るワゴン車を運転していた。
TDN「DB、急いでくれ。早くしないと電車に間に合わなくなってしあいにでれなくなる。」
DB「ったくよ、なんで試合当日に寝坊するんだよ」
TDN「説教は後で聞く。頼むからもっとスピードを上げてくれ」
DB「あーうるせえよ!これでも最速だ!!」
そんな二人の目の前に黒塗りの高級車が映る。
TDN「危ない!!」
DB「うわーー!!止まれーっ!!」
バァン!
「おいゴラァ!」
黒塗りの高級車から一人、怖そうな人が降りてワゴン車に近づく。
「降りろ。免許持ってんのか?」
ワゴン車の扉を勢いよく開けた車の主、谷岡は運転手であるDBに免許を出すよう指図する。
「おいゴラァ免許見せろ。」
言われるがままに谷岡に免許証を差し出すDB。
「よし、お前らクルルァについてこい…」
そして彼らはなすがままに谷岡についていった…
3話『リヴァ』 
我が名は魔王、リヴァ。
今日は新型のジェット機に乗っていろんな大陸を巡っているところだ。
え?魔王が出かけていいのかって?
大丈夫。仕事は全部終わらせたよ。…おや、コロッケのいい匂いがしてきたぞ…
コロッケの匂いにつられてジェット機を操作するリヴァであったが…
バァン!!
「おいゴラァ!」
黒塗りの高級車から一人、怖そうな人が降りてジェット機に近づく。
その高さは高度2000m。そう、黒塗りの高級車は空を飛んでいたのだ。
空を飛んでいる車なんて無いと思っていたリヴァは今の状況に困惑する。
「降りろ。免許持ってんのか?」
ジェット機の窓を勢いよく開けた車の主、谷岡は運転手であるリヴァに免許を出すよう指図する。
「おいゴラァ免許見せろ。」
リヴァ「免許証なんてないよ。そもそもこのジェット機はシャドーに作らせたものだからね」
「なんだと?それならクルルァについてこい…」
リヴァ「嫌だね。追突したことは謝るけどなんでついていかなきゃならないのさ」''
「…チッ、こいつを見ても同じことが言えるか?」
リヴァに銃口を向ける谷岡。
リヴァ「…それで脅したつもりかい?」
「うるせえ。ついてこないなら撃つぞゴラァ」
リヴァ「いいよ、撃ってみなよ。撃ったところで意味はないけどね…」
「……バカじゃねーの。」
パァン!!
「……!?」
リヴァ「喧嘩を売った相手が悪かったね…」
「アンタ…なにもんなんだ…」
リヴァ「僕かい?僕は…」
リヴァ「魔王リ…ってシャドーマター!?なにするんだよ」
シャドーマター「魔王様。勝手に城を抜け出してこんなところに居たのですね。さあ、早く城にお戻りを」
リヴァ「い、嫌だね。もうあんな大量の書類見たくない!それよりコロッケを…」
シャドーマター「……仕方ありません。強行手段にでますよ。」
リヴァ「ちょっ…待っ…」
リヴァはシャドーマターの粒子に包まれて消えた…
「……なんだったんだアイツ…」