息抜き落書き - あべをのみんモンメモ
便乗。バランスブレイカーの項の様に自身モチーフ。みんモンにも出しても良い様に、壊れ過ぎず弱すぎずの中間を目指して設定。そして長っげぇ過去話。

虎熊武光


現在は使い回し。いつか新しい立ち絵を描く。
系統???系
特性AI2回行動&br;1ターンに2回行動する。&br;羅漢仁王拳&br;斬撃と体技の消費MPが半分になり、相手の耐性を2段階下げて攻撃する。更に確率で防御の効果を得る。&br;雷暴神脚&br;永続で素早さと回避率が上昇し、こうどうはやいの効果を得る。また、物理系の反射技や特性を無効化する。&br;剛剣法&br;会心率が上昇する。&br;魔闘気&br;攻撃した際に、ディスペルの効果を付与し、MPを吸収する。&br;黒角(固定特性)&br;魔法を使えなくなる。スキルポイントを割り振っても覚えれ無い。
使用スキル風殺金剛剣、百閃槍光、羅鬼剛雷、猛背十戒斬、三連殺、転龍呼吸法、暗流天破、錐龍錐釘、神避、邪神凄破断、冷凍剣、秘剣·鬼ケ島斬り、威国、斬魔刀
スキルライン羅将剛剣王

属性耐性

  • 無効:炎、闇、雷、毒
  • 激減:土、水、氷
  • 半減:爆発
  • 弱点:聖

解説

「情を捨てずして復讐など成せぬ!去れ!」
黒い角に和服が特徴的な魔物。右目には大きな刀傷が生生しく付いている。通称【鬼】と呼ばれる種族の1人。女性とは思えぬ程非常に男らしく古風な性格で、古い文化に価値を見出す風流人の一面も持つ。彼女は後述の出生から、一切の魔法を扱う事が出来無い。メラやホイミと言った初歩的な魔法でさえもである。代わりにそれを剣術と体術でカバーしており、その二つだけでエトワリアの支配者たる大魔王【ガノン】が本拠地に置く修羅の国の修羅達の中で、最も位の高い【羅将】の地位に就く猛者。腰に差している刀は【愀象刀金剛丸】と呼ばれる重量50kgの得物で、その刀から繰り出される剣術の力強さと鮮やかさから【羅将剛剣王】とも呼ばれる。
女性ながら羅将の地位に就いた為、他の男性の修羅からは「何故、女如きが羅将の地位なんぞに」などと言われるが、彼女は「文句垂れる余裕があるなら修行せぇ」と一蹴しており、気にも留めない。
また「天才」「才能」と言った言葉を異常なまでに嫌悪しており、彼女の前でその言葉を少しでも口走ろうモノなら確実に殺される。
過去
現在から2000年前に存在したと言われる、妖怪達の国で最も地位の高い【鬼】と呼ばれる存在として出生した。しかし、決定的な違いとして他の鬼が様々な色の角を持つのに対して彼女は黒い角だった。俗に鬼達の間ではこれを【黒角】と呼び、不吉、災厄の象徴として毛嫌いされていた。また、黒角は生まれつき魔法の才能が無い者の証でもあり、無論彼女も例外では無かった。しかし、黒角は普通の鬼より寿命が長い点だけはあった為、一定の年になると奴隷として働かされた。また、黒角の子供を産んだ母は例え色付きの角を持っていても子が子なら親も親として黒角同様に差別される様になる。彼女は幼少の頃より周りの子供に黒角と言う理由で陰湿ないじめを受け、更に他の色付きの角を持つ鬼達の評価を上げる為の道具として八百長試合をさせられボコボコにされたりもした。唯一の味方だったのが自身を産んだ母で、夫に暴力を受けていたが、その矛先が娘に行かない様に庇ってくれたり怪我を負った際には手当する等、非常に愛情深く接していた。更には本来黒角には名前を与える事は許され無いが、母は鬼の中でも特に力の強い【虎熊童子】と呼ばれる家系の生まれだった為、密かに娘に【虎熊武光】の名前を付けた。
だが、ある日最悪の出来事が起こる。母が夫に対して不手際をしてしまい、怒りを買った。気を失うレベルの暴力を受け、失心。更にはその目が出来損ないの母に似てるという理由から武光に対して、手にした刀で右目を縦に一閃、失明させて現在でも残る傷跡を付けた。尚も、余りの痛みと恐怖に怯える彼女に対して今度は左目も斬ろうとするが、子を守る一心から目を覚ました母が、もう一本の刀を手にして夫を背後から斬殺した。だが、何故か母が罪に問われた上、前述の事を話したにも関わらずそれすら弁明にならず母は処刑された。更に武光はまだ幼いにも関わらず母との別れすらも許されず、地下牢に投獄される事となった。
次第に母すら殺した同族に激しい憎悪と怒りを募らせていった彼女はある鬼の老人に声を掛けられる。名を【相田あべを】と言い、自身は何百年も前からこの地下牢に居る黒角の鬼だと話した。武光はこの男から様々な武術の手解きを受け、実力、精神共に大きく成長させた。その為、彼女は彼を実の母の様に慕い打ち解けた。更にその男は数十年前から脱出の為の穴を掘り続けて来たと言い、彼女にこの牢から抜け出る様に話した。当然彼女は自身は脱出しないのかと問うが彼はもう寿命幾ばくも無いとして拒んだ為、自身だけ脱出した。だが脱出後、彼女は自身の恩人の男が公開処刑に晒されている一場面に遭遇してしまう。更に周りの者はそれを笑いながら見物している。その狂った同族達の姿に彼女はとうとう精神が壊れ「こんなに辛く苦しいのなら、愛や情などいらぬ」と考えた。そして悪鬼羅刹となった彼女は、恩人より教わった拳法を持ってして単身で妖怪の国を壊滅させる程の被害を出した。
その後、相田あべをと名乗る様になるが、その名前のルーツこそがこの老人の本名でこの恩を絶対に忘れまいとする為に彼女はこの名前を名乗っている。

備考

元ネタ:名前は酒呑童子の部下の虎熊童子から。過去については北斗の拳のカイオウやサウザーの過去を元に独自の設定とアレンジを加えた。