人間賛歌を謳わせてくれ、喉が枯れ果てるほどにッ
人類の普遍的無意識の世界へ夢という形で入り込み、その中で扱える超常的な力を現実でも扱える者「盧生」にして、現実においては大日本帝国特高警察憲兵大尉、麹町憲兵分隊長を務める男。
彼は愛や勇気といった人間の輝かしさを何よりも素晴らしいと思っており、その輝かしさを決して絶やしたくないと考えている。そんな彼の望みは「光の魔王として君臨したい」、つまり自身が脅威として君臨し、生きることが難しい世界の中で人々がその苦境に抗う姿を見ること。しかしその輝かしさを見たいという一点で興が乗ったが余りやりすぎてしまい、全人類の命を危険に晒しうっかり世界を滅ぼす寸前にまで至ったこともあるほどのどうしようもないバカ。
この世界においてもやはりと言うべきか、全人類に対し試練を与えるべく人間でありながら魔王として君臨
*1。自身の言う人間の輝かしさが絶えることなき世界「
楽園;」の実現を目指している。