またーり書き込みしましょ(´・ω・`)

バックアップがパソコンに残ってたので復活+少し手直ししました

願い星に願いを

ここはブラッキアの世界…
この世界にすむノーアとジャックの御話。
「やっぱロッ○マンエグゼのウイルスバトラーでのパルフォロンは強えな!ブラストマンもなんなく撃破だ。」
いつものようにゲームを遊んでいるジャック(サンダース)はそう呟きながら、ゲームボーイアドバンスSP(中古)で遊んでいた。
「よし、セーブ完了!さーて、次は…」
彼がそう言ってゲームの電源を落とし、次のカセットに手を伸ばした瞬間…
「よー、ジャック!」
ドアを「たいあたり」でブチ開けてノーア(ブラッキー)が入ってきた。
「お前な!体当たりでドアを開けんな!ぶっ壊れるだろうが!…あとノックぐらいしろ!」
「わりぃわりィ。…それはそうとこんなみみより情報があんだよ」
「耳より?」
「なんでも星の降る丘ってとこに10年に1/5の確率で落ちてくる…らしい、幻の「ゲーミング願い星」っていう伝説のねがいぼしが落ちたらしいぜ!なんでもそのねがいぼしにはジラーチが眠っていてなんでも願いを叶えてくれるらしいぜ!」
「本当か!んで、ノーアは何を願うんだ?」
「俺?もちろん、願いを無限に叶えられる腕輪を出してもらう!」
「…なるほどなー。お前のことだからてっきり透明になれるマントとか願うのかと…」
「んなの後からその腕輪で出せばいいじゃん!」
(…後のことまで考えてるんだな)
そういいながら彼らは星の降る丘へ向かい、歩き始めた。

「しっかし、本当に願いを叶えてもらえるのか?たいていそういう邪なお願いは突っぱねられるもんだが…」
そう言うジャックに、ノーアはこう返す。
「まぁまぁ、断られたら断られたで「ギャルのパンティおくれ」とでも願うつもりだぜ」
「そ、それも十二分に邪な気がするんだが…。ま、俺はモテモテになれるリボンを願うけどな」
「ジャック、でもモテまくるってのも辛いぞ?一度でも相手を怒らせたら次々と離れていく…そういう意味では、まったく抵抗しないパンティのほうがいいと俺は思うね」
「ノーア、お前意外と堅実な方だな…」
「まーな。ハーレムものははっきり言って俺からしたらめんどくさいしな…」

そんなこんなで、彼らは星の降る丘の前のホシゾラの湖にたどり着いた。
「うおー、まるで星が湖に浮かんでるみたいだ」
「ここの湖は別名「大地の星空」だからな。ちなみにここで願い星から出たジラーチが体を洗うらしいぞ」
「なるほどなー、…そういえば落ちてきたジラーチってメスらしいな。ここにジラーチのエキスが…」
「やめておけ!(俺もちょっと入ろうかと思ったけど)ここはジラーチ以外が浸かるとデオキシスに裁かれるって逸話があってな…」
「そんなの迷信だろ!いくz…」
といってノーアが湖に入ろうとすると…
「いけませんね。ここは「スピカ」様のプライベートプール。使っていいのはスピカ様だけでございます」
という謎の声が響いた。
「だ、誰だ?」
ノーアが振り向くと
「申し遅れました。ワタクシは「テルギウス」。」
テルギウスと名乗るタキシードを着た「デオキシス」が空から降りてきた。
「…な?火のないところには煙が立たないってのがわかったろ?」
「あー、すんません。テルギウスさん」
「…会話から察するに貴方たちは「スピカ」様に願いを叶えて貰おうとしているのですね?」
「あー、そうだけど。」
「彼女の願いの叶え方は独自解釈が入ります。それゆえにあなたの願いとすこしズレる可能性がありますがそれでもいいですか?」
「ま、願い叶えてもらう立場だし文句は言えないな。ジャックはどうする?」
「ここまで来たからには断然叶えてもらうに決まってるぜ!」
「御二方の決意、しかと受け取りました。ではこちらへ」
二人はテルギウスに案内され、ゲーミングねがいぼしの前へと来た。
「これがゲーミングねがいぼしか。」
「名前通り虹色だな!」
二人がねがいぼしのまえで喋っていると
「おっ、アンタらがウチに願い叶えて欲しい子?いらっしゃい!」
という声が聞こえ、その願い星から…
ジラーチ…「スピカ」が現れた。
「おおっ!…でもイメージと違って威厳ないな…」
「きにしないきにしない!さ、早いとこウチに願いいっちゃいなよ」
(いいかジャック/ノーア)
「「俺たちの願いは…」」

数日後
「俺の願いはなんでも願いが叶えられる道具…だったはずだろ?」
「そりゃ、ウチも願い叶えられるし?(デカイのは1000年に一度だけだけどね)」
「俺の願いはピチピチギャル…なんだけどまさかお前がピチピチギャルって言わないよな!?」
「「見た目は」ぴちぴち通り越してるっしょ、ウチ。」
「前もって言ったとおり、願いの叶え方は彼女の「さじ加減」ですので悪しからず…」
「って、テルギウスさんも来てたの?」
「私とスピカ様はセットみたいなものですので」
こうして、彼らの街に二人、新入りがきました。

ムゲンダイナドリーム

「うーん、この尻がエロイんだよなぁ」
ジャックがゾロアークの写真集を眺めていると…
「おーいジャック!」
突然大声で叫びながら急いでノーアが走ってきた。
「どうしたんだノーア?」
「大変なんだ!行き倒れのポケモンが…」
「なんだって!?」
「お前も来てくれ!」
「あ、ああ!」
そう言うとふたりは、大急ぎで駆けていった。

「うう…」
駆けつけた先には、キュウコンの尻尾を一本にして獣人にしたような謎のポケモンがいた。
「見たこともないポケモンだな…」
「だ、大丈夫か!?」
「もう三日もなにも食べていな…(ガクッ」
そう呟くとそのポケモンは倒れてしまった。
「ジャック!食い物…オレンのみでいいから持ってきてくれ!」
「おうよ!」
ジャックはじまんの「でんこうせっか」で家に駆け、電子レンジで温めたドーナツ(オレンジャム入り)を袋に詰めて一つ咥えるとそのままその謎のポケモンのところへ向かった。
「ほら、食べ物持ってきたぞ!しっかり!」
「ん…すまない…」
そのポケモンはそのドーナツを受け取ると、もぐもぐと食べて、そのまま立ち上がった。
「…助かった。例を言わせてもらおう」
「いいですって…ところでお姉さん。名前は?」
(まーたジャックのナンパ癖出てるよ。まぁいい体なのは確かだけど)
「フレヤ。レナモンだ。」
「「れ、れなもん?」」
二人は聞いたことのないポケモンの名前に首をかしげていた。
「…どうした?」
「い、いやー…聞きなれない名前でして…」
(ノーア、一度ニーナさんかテルギウスさんに聴きに行ってみるか?)
(そうしたほうがいいかもな…)

そんなこんなで、二人はニーナの家へやって来た。
「姉ちゃーん、この人と同じ種族のポケモン知らない?」
「ウソ…」
ニーナはフレヤを見た瞬間固まってしまったが、その後気を取り直して深刻な顔でこう言った。
「その人…ポケモンじゃないわ…「ウルトラビースト」…異世界の住民よ!!」
「「え゛…え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!?」」
スバメが聞いたら墜落事故を起こしそうな二人の天を切り裂く叫びが屋敷に響き渡った。
「ポケモン?ウルトラビースト?なんだそれは」
キョトンとした顔のフレヤに、ジャックはこう答えた。
「つ、つまりですね…あなたはなんかの弾みで別の世界に来てしまった訳ですよ…なにか心当たりありませんか?」
「うーむ…たしか道を歩いていたら急に目の前が歪んで…」
「それだ!それでウルトラホールが開いてこの世界に来たんだよ!」
「姉ちゃん、この人元の世界に戻れるかな…」
「…難しいわね…「ソルガレオ」か「ルナアーラ」でもいなきゃ戻れないわ…」
(とすると…ジャック、ダメ元でスピカちゃんに聞くしかないな)
(だな…)

そして、二人はスピカの家にやって来た。
「お、ジャクっちとノアっち!ウチに用?」
「じつはソルガレオかルナアーラに用があって…」
「マジぃ?…ちょっとポロっちとテミスちんと連絡するわ」
そういうとスピカはスマホを取り出し、連絡をかけた。
「え゛!?人にしか見えないウルトラビーストを送迎中で世界を探してる!?ちょっと写真送って!?…ほうほう。こんな子の送迎で予定がヤバイから帰るのいつになるかわからないって…マジゴメン」
「いやいや、スピカちゃんが謝ることじゃないって…ん!?」
「…どう見ても変なアーマー纏った人だよなこれ…」
スピカのスマホにはロズレイドがより人に近くなったような女の人らしきウルトラビーストが写っていた。
「あ…メテル!」
「え?その子イナリっちの知り合い?」
「(イナリっち!?)…私はフレヤだ…ああ。このロゼモンはメテル。わたしの知り合いだ。」
「マジか!?」
「ああ。スピカ、その場所に私を送ることはできないか?」
「え゛?無理無理!いくらウチでもウルトラホールは開けられないよ!パワー足んないし!」
「…そうか…」
しょぼくれるフレヤ。すると、デオキシスのテルギウスが出てきてこう言った。
「ふむ。…聞く所によるとフレヤ様は異世界よりいらしたのですね?…とすると…スピカ様。連絡忘れがあるのでは?」
「え?あ!イヴリっちか!」
そういうとスピカは「イヴリ」に電話をかけた。
「もしもしイヴリっち、これる?…え゛?今忙しい?そこをなんとか!…ムリ?…ダメっぽい…」
「くっそー、八方塞がりか…」
「空間といえば…スピカ、パルキアの知り合いは?」
「え?いないいない!ウチ星空サークルの友達でポロとテミスしか伝説のポケモンの友達いないもん!幻同盟でフーパ…「イヴリ」っちとは知り合ってるけど…」
「やっぱダメか…」
「いえ、可能性はあります」
そう言うとテルギウスは本を取り出し、ペラペラとめくりだした。
「コレです。」
「むげんだいえなじー?」
「はい。ポケモンの生命力を集めて作り出す元気玉のようなもの…と言われております。理論上はウルトラホールを開くことも可能かと。その力を持つ幻の存在…スピカ様、心当たりは?」
「あ!マキナちん!…でもあの子今お出かけ中みたいだし…」
「やっぱダメか…」
「もうどうしようもないな…いったんウチに帰るか。邪魔したな!スピカ、テルギウスさん!」
「ごめん役に立てなくて!じゃねー!」
「お気をつけてー!」
そうして、ジャックは家に帰った。
「…はー、どうしよー」
「〜♪」
家に帰ると、フレヤは急に歌いだした。
「ん?どうしたのかなフレヤさん。」
「いや、「無限大」と聞いたから急にこの歌が懐かしくなってな…無限大エナジーの話をきいたからだろうか…」
(無限大…むげんだい…どこかで聞いたような…ムゲンダイエナジー?違うな…ムゲンダイ…)
ム ゲ ン ダ イ ナ
「それだ!」
「どうしたジャック!?」
「ムゲンダイナだ!ムゲンダイナなら時空を歪めてウルトラホールが作れるはず!…そうと決まれば明日出発だ!」
「…何を言っているのかわからないがとりあえず解決策は見つかったんだな!」
「そうです!」
(キャラ作らなくてもいいんだがな…)

唐突なキャラ紹介

  • フレヤ
年齢しらん
性別女寄り(デジモンに性別はない)
一人称
種族レナモン
好きな物いなりずし
苦手な物不明
見た目普通のレナモン
性格クール
特技不明

ほんへ2

翌日…
「ノーアー!」
ジャックはノーアの家の前で叫んでいた。
「んー?眠っ…」
「解決策が見つかったんだ!ムゲンダイナの力でウルトラホールを開いてもらうんだよ!」
「ソルガレオが帰ってくるのまちゃあいいだろ…」
「前もって出かける前にスピカちゃんに聞いたが、「危険すぎるから安全に運べるのは一人まで」で、なんでもウルトラビーストが多すぎて手に負えないとのことだ。」
「それに、スピカちゃんいわくクロム(ムゲンダイナの名前)は無理に動くとポケモンを巨大化させてしまうらしいからな…」
「なるほど…ならムゲンダイナのいる場所に行くしかないな…」
寝ぼけ眼を覚ますべく、ノーアは顔を洗って戻ってきた。
「じゃ、行くぞ!」
「おーう!」
ジャックの号令に合わせて、ノーアとフレヤは旅に出た。
ー歪みの森
「ここがクロムのいるウロボロ山にこの街から通じる場所かぁ…」
「ああ、道のりは長くなりそうだぜ…」
「気を抜くなよジャック、ノーア」
3人は不気味な木が生えた森を進んでいく。
すると、ガサガサと音が響く。
「「「誰だ!?」」」
「ゴブリモンさまだ」
草むらから飛び出してきたのは、小鬼のようなウルトラビーストであった。
「こんなところにまでウルトラビーストが来てるのかよ…」
「やいお前ら!ここを通りたかったら通行料を渡せ!」
「ふざけんな!通行料なんて持ってねぇよ!」
「ああ、悪いが強行突破させてもらうぜ!」
「いいぜ!そこの黒いヤツ!かかってこい!」
(俺様じゃないのか…)

こうして、ゴブリモンとノーアの戦いが幕を開けた。
「先手必勝!シャドーボール!」
ノーアは早速、シャドーボールをゴブリモンにぶっぱなした。
「甘いぜ!」
ゴブリモンは片手の武器を振り回し、シャドーボールを打ち返して来た!
「打ち返した!?」
「ああ、ゴブリモンはああ見えて頭脳プレイヤーだ!気をつけろノーア!」
「はいよっと!お次はこれだ!ボェエェェェエ!!」
ノーアは軽い身のこなしでシャドーボールを躱し、凄まじい叫び声…バークアウトを放った!
「うるせぇえぇぇえぇぇ!!」
ゴブリモンはあまりの叫びにひるんだ!
「やりぃ!お次は懸賞で当てた技マシンの技だ!喰らえぇえぇ!」
ノーアはすごいパワーのビームを放った!
「はかいこうせん!?アイツあんな技まで覚えてたのか?」
「うおっ!?」
身をすくめるゴブリモン。しかしそのビームはあさっての方向へ飛んでいった。
「ん?外れか…お返し行くぜ!ゴブリストライク!」
ゴブリモンは火の玉を投げつけた!
「アヅゥ!?やったな!」
ノーアはモロに食らってしまった!
「まだまだ行くぜ!」
ゴブリモンは正拳突きを繰り出した!
「ぐふぅ」
ノーアは躱せず、そのままモロにパンチをくらった!
「ノーア、しっかりしろ!」
「無理だ!はかいこうせんの消費でうまくノーアは動けない!…隙を突かれたか…」
「はっはー、オレッチの勝ちだな?」
「まだ、勝負は決まってない…」
ノーアがそう呟くと、ノーアは再びビームを発射した。
「どぉわぁぁぁああ!」
ゴブリモンはそのビームに飲まれ、木に激突した!
「やったなノーア!」
「へっ…近づいてくれたから、当てやすかったぜ…」

「ぐふっ…オレッチの負けだよ!通りたきゃ通れよこんにゃろォオオおおおおおお!!」
ゴブリモンは衝突のショックで木から落ちたオレンの実を貪ると、泣きながらどこかへ走り去っていった。
「…俺も食うか。」
ノーアは落ちてきたオレンの実を食べ、体力を回復した。

「さーて、行くか!」
「おうよ!」
「この先もこう言った相手が出てくるかもしれん!油断するなよ!」

そうしてまた、ジャック御一行は走り出した。

ーゴツゴツ峠
「ここを越せば、クロムが住むウロボロ山だ」
「うーわ、歩きづらいな…ジャック、おぶってくれ」
「泣き言言うな、本音を言うと私もおぶってもらいたいんだぞ」
その話を聞くと、ジャックはこう言った。
「お、じゃあおぶってあげま…」
しかしフレヤはそれに
「潰れるだろ」
と突っ込んだ。
「あ゛…」
そんなこんなで、三人は峠の中間まで来た。
「うーん、疲れた…休憩しようぜ」
「そだな…」
「外敵がこないか、私が見張っておこう」
「いや、俺が見張りますよ!」
しかし、フレヤはジャックを止めた。
「やめておけ。お前はまだ若い。しっかり寝ておけ」
「え゛…」
「いいから寝ろ」
「…はい」
そして、ジャックは眠りに就いた。

翌日
「よし、行くぞ!」
「「おう!」」
3人は再び、峠を越えるため歩き始めた。

峠の出口にて…
「よし、このまま行く…」
「ちょっと待て!」
三匹の前に現れたのは、鋼のガントレットを装着したマリルリのようなウルトラビーストだった。
「僕はガルゴモン。この先でドデカい骨のドラゴンが暴れてるから行かないほうがいいぞ。」
「それでも…俺たちは行かなきゃならないんだ!頼む、通してくれ!」
ガルゴモンに向けて、ジャックはそう叫んだ。
「じゃあ、僕に勝てたらいいよ。自慢じゃないけど僕、結構強いぜ?」
「よし、なら勝負だ!」

「行くぞ!ガトリングアーム!」
ガルゴモンは両手のガトリングから、無数の弾丸を放った!
「どわぁあぁああぁぁああ!!」
ジャックはモロに大量の弾を浴びてしまい、そのまま吹き飛ばされた!
「強っ…!」
「あれ?もう終わりか?」
「…まだだっ!」
そうジャックの声が響くと、ジャックの居るはずの方向から大量の針が飛んでくる!
「針ッ!?うわっ!」
「飛び道具を使えるのはお前だけじゃない…!」
そう言うと、煙からボロボロになりながらも闘志にみちた目のジャックが現れた!
「…ミサイルばりか!ナイスジャック!」
「お前たちはビーム以外の飛び道具もあるのか!」
「あたぼうよ!俺様をなめてると火傷するぜ!?」
針を食らったガルゴモンは起き上がると、再びガトリングを構えた。
「いっててて…まだまだ行くぞ!ガトリングアーム!」
「見切った!」
ジャックは天高く飛び上がると、全身から電撃を放った!

「…モーマンタイ。大して効いてないな」
しかし、ガルゴモンには効いていなかった。
「しまった!ガルゴモンは電気に強い!」
「マジかよ!ジャック…」

「クソッ!」
「スキ有り!ダムダムアッパー!」
ガルゴモンは落ちてきたジャックの土手っ腹にガトリングの銃身を叩き込もうとする!
「ッ…電光石火っ!」
しかしジャックは素早い身のこなしで銃身を躱し、そのままガルゴモンに体当たりした!
「うわぁ!」
「まだまだ行くぜ!スピードスター!」
大量の星が吹き飛ばされたガルゴモンを追いかけるっ!
「やられたー…」
ガルゴモンはそのまま地面に落ちると、そのまま倒れ込んだ…


「やるなぁ。通っていいぜ!」
ガルゴモンは持っていたオボンの実をジャックに食わせると、そのまま引っ込んだ。
「やるじゃんジャック!」
「正直、かっこよかったぞ…」

「ヘヘッ、まぁな!」
そうして、三匹はウロボロ山へ行った。

しかし、そこで目にした光景は地獄そのものだった。
「なんだコイツ!?もしかしてクロムか!?」
「違う…コイツはスカルグレイモンだ!しかしなんでこんなデカいんだ!?」
「…ダイマックスだ!」

「ガォオォォオオォォオ!!!」
凄まじい咆哮により、3人は吹き飛んだ!
「クソッ…強すぎだろッ!」
「無理だノーア!逃げるぞ!」
「いや、ヤツは一度狙った獲物は逃がさない!」
「クソッタレ…ごめんフレヤさん、家に返せなくて…」
「私の方こそ…無理に戻してもらおうとしてもらいすまなかった…」
「…償いとして俺がおとりになるよ。ノーアとフレヤさんは逃げてくれ…」
「無理だ…ジャックを一人で置いていけるか!」
「ああ…最後まで抗おうぜ!」
「ノーア…ああ、ダメで元々!行くぜ!」
しかし…
ノーアが一歩を踏み出した途端、スカルグレイモンはその足でノーアを蹴り飛ばした。
「ぐふっ…」
「の、ノーアーーーーーー!!!」
「心配…すんな…かすり傷だ…」
「無理するな!私がおぶってやるから!」
そう言って、フレヤはノーアを背負った。
「わりぃ…」
「…とは言っても…あんなバカヂカラ相手にどう勝てばいいんだ?」
「ここに心を通わせる人間がいれば…」
すると、突然ジャックの前に変な機械が現れた!
「これは何だ!?」
「デジヴァイスだ!これさえあれば!」
レナモン進化ァ!
レナモンは狐面を被った人間のような姿…サクヤモンにワープ進化した!
「これならヤツを倒せる!行くぞジャック!」
「おう!」

「喰らえ!10まんボルトォ!」
ジャックは凄まじい電撃を放つ!
スカルグレイモンはすこし痛そうな素振りをみせながらブレスを吐き出した!
「させるか!」
突然!ノーアが壁になった!
「ノーア!?」
「さっきのキックのほうが痛かったなぁ…お返しだっ!」
ノーアはそのまま硬質化した尻尾、アイアンテールを叩き込む!
スカルグレイモンは大きくひるんだ!
「今だ!仕掛けるぞジャック、ノーア!」
「おう!俺達のパワー見せてやるぜ!」
「まかせときなって!」
「「「行くぞッ!「金剛界」"「雷」「魔神」"「「「曼荼羅ッ!」」」
金剛界"雷魔神"曼荼羅が炸裂したッ!
スカルグレイモンはみるみる縮み、そのまま倒れた。
「おし。やったな。」
「ノーア、怪我は?」
「つきのひか…いや、フレヤさんをオカズにしたら元気になったから平気だぜ?」
ノーアの後ろで、フレヤが覇気を放っていた。
「聞こえてるぞ」
「わりぃ…って誰?この人間」
「フレヤさんだけど…」
ノーアは納得したような素振りを取った。
「へー、さすが狐…」
「いつでも戻れるけどな」
フレヤさんは、そう言うとレナモンの姿に戻った。
「「退化もできんの!?」」
「ああ。…というか、ポケモンは退化できないのか?」
「え、ええ…」
そうして三匹は、そのままムゲンダイナの下へ行った。

クロムの家
「おじゃましまーす」
ノーアがドアを開けると、
「ほう、ヌシ達がスピカの言ってたウルトラビーストと…」
「フレヤだ」
「ほう、長旅ご苦労だったな…」
威厳がありながらもフレンドリーな態度でクロムさんが出迎えてくれた。
「じつは…」

「なるほどな…我にかかればその程度、容易いことよ!」
そう言うとクロムは凄まじい姿に変化し、ウルトラホールを開いた。
「ちょっと待っていろ…」

「…あったぞ。」
「本当か!?」
「ああ、オレンジのワニノコがいる世界でいいか?」
「どれ…ああ。ここだ。」

「良かったですねフレヤさん!」
「これで帰れるな!」

「ああ、ノーア、ジャック…ありがとう。…あそうだ。」
そういうとフレヤは、さっき倒したスカルグレイモンを引っ張って連れてきた。
「コイツも連れていけるか?」
「いけるぞ。」

「ジャック、達者で暮らせよ!ノーア、あまり気持ち悪いをこと言うのはやめておけよ?…さらばだ!」
そういうとフレヤさんはウルトラホールを通ってワープしていった。

「行っちゃったよ。さてと…歩いて帰るぞノーア!」
「えー!?タクシー呼ぼうぜ!?」
すると、遠くから見知った声がした。
「いたいた!ノアっち!ちょうどウチも来てたんだ!一緒に帰ろ!」
「ちょうどゴーゴートリムジンを手配しておきました。」
「「…ああ!」」

その後…
コンコン。
ジャックの家にノックが響いた。
「はーい…!?」
「上から特例が出てな。日帰り旅行券でここまで来れるようになった。ひさしぶりだな、ジャック」
「フレヤさん!」

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